蒼空に魅せられて
飛行機に魅せられて、あちこち旅するおっさんのブログです。
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石川県立航空プラザ
ども、空旅です。

先日小松に行った時に、空港近くにある石川県立航空プラザに立ち寄ってきましたので、
そのご紹介です。


AIR_PLAZA01.jpg
この石川県立航空プラザ、小松空港から道を隔てた場所に有り、空港から徒歩でも5分程で
到着できる非常に恵まれた立地です。
そして何より嬉しいのは、入場料が無料って事です。
入場料が無料って事は、その運営費は石川県の税金で賄われている訳で、県民の皆さんに
感謝しなきゃなりませんね。


AIR_PLAZA02.jpg
入口を入ってまず最初に出迎えてくれたのは、日本のアクロバット飛行の第一人者であった
ロック岩崎氏が使用していたピッツS-2Bです。
空を飛んでいる姿を見るとそうは感じないんですが、案外小さいもんですね。
ロック岩崎氏がコウノトリ但馬空港で墜落死してから、早くも10年の年月が過ぎました。
本当に、時の流れるのは早いものです。


AIR_PLAZA03.jpg
さてこの石川県立航空プラザ、県立の施設と侮るなかれ。
何気にマニアックな物が展示されてたりします。
まずは、このピラタスPC-6B。
かつて南極観測隊が使用する為に、極地研究所が2機だけ輸入した内の1機です。
実働年数11年、総飛行時間は1750時間程で用途廃止となり、この小松の地に安住の地を
得ました。
しかしこの飛行時間、勿体ねぇなぁ。
ちなみに右翼の下に写っているのは、石川県在住の方が作成した自家製飛行機のエバンスVP-1。
説明板によると何回か飛行したそうですが、自分で飛行機造っちまうって、何者ですか!?


AIR_PLAZA04.jpg
次はドルニエDo28A-1。
昭和37年に1機だけ輸入された物で、非常に珍しい飛行機です。
まず何が珍しいかと言うと、エンジンの装着場所です。
通常双発機のエンジンと言うのは翼についてたり、翼から吊るされてたりする物ですが、
この機体は胴体に張り出しを付けて、その先にエンジンを設置してます。
これは少しでも揚力を得る為に考えられたらしいんですが、普通こんな形は考えんわな。
ってか、こんな機体が良く残ってたもんだ。


AIR_PLAZA05.jpg
こちらは、国産支援戦闘機のF-2のコックピット部分のモックアップ。
複座型なので、F-2Bになりますな。
そして下の並べられているのが、燃料タンクと対艦ミサイルのモックアップです。
モックアップって、こんな物まで作るもんなんですねぇ。
知らんかったです。
ちなみにF-2の単座型のモックアップは、空自の浜松広報館で塗装をされて展示されてますが、
複座型のモックアップは機首部のみが製作され、ここの展示されているのが国内唯一の物に
なります。


AIR_PLAZA06.jpg
そして空旅に取って一番嬉しいのが、この全日空で使用していた、YS-11のシミュレータです。
でもってこのシミュレータ、実際に稼働して操縦を体験が出来ます!
ただ空旅がここを訪れたのは、日曜日の午後。
既にシミュレータは2時間待ちとなっていた為、泣く泣く諦めました。


この航空プラザ、実機の展示だけではなく、飛行機の飛ぶ仕組みなども模型や図を使用して、
実に判り易く説明してくれてます。
そう言った意味では、子供から大人まで楽しめますし、勉強が出来る施設ですね。
ちなみに空旅は、次は空いてる時に行って、YSのシミュレータを絶対に経験するんだと心に
誓ってたらしいです。
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各務原の展示機達
ども、空旅です。

昨日の更新で、各務原のYS-11についてUPした訳ですが、わざわざ岐阜まで行って
YS-11だけを見て帰ってくる筈がありません。
と言う訳で、今日は各務原で展示されている機体を紹介したいと思います。

各務原と言えば川崎重工のお膝元であり、なおかつ隣接する航空自衛隊岐阜基地は、
飛行開発実験団の本拠地であり、なかなか面白い機体を展示しています。

各務原_展示_01
館内に入った見学者をまず出迎えてくれるのが、この旧帝国陸軍の乙式一型偵察機の
復元機です。
これはフランスのサルムソン社が製造した偵察機をライセンス生産した機体で、川崎重工(当時の
川崎造船飛行機部)が初めて量産した機体(300機を生産)になります。

各務原_展示_02
各務原の展示機の中で、主とも言うべき存在のSTOL実験機「飛鳥」。
C-1輸送機をベースに作成され、1985年10月から約3年半の間、岐阜基地をベースにして
短距離離着陸に関する各種のテストを実施した機体です。
翼の上に設置された4発のエンジンは、見る人を圧倒させるものがあります。

各務原_展示_03
陸自の観測ヘリであるOH-1の開発時のモックアップです。
OH-1は初の純国産の軍事用ヘリで、それまで使用していた観測ヘリの後継機として
開発され、当初は200機以上の導入を予定していたのですが、最終的には試作4機、
量産34機の合計38機の生産に留まりました。
そりゃあ、観測ヘリにも関わらず価格が1機25億もしたら、調達継続は無理ですな。
しかし、モックアップが保存展示されていると言うのは、やはり各務原ならではですね。

各務原_展示_04
こちらは富士重工製のT-1練習機ですが、この810号機は初飛行から各務原を離れる
事無く引退した機体です。
ちなみにこのカラーリングは、飛行開発実験団の50周年記念の特別塗装です。

各務原_展示_05
「飛鳥」の隣にひっそりと展示されているこちらは、日本初めて垂直離着陸に
成功した実験機です。
よくもまあこんな物が残ってますねぇ。

各務原_展示_06
「飛鳥」と共に展示格納庫の大半のスペースを占めるUF-XS実験飛行艇。
米軍供与のUF-1飛行艇を改造した機体で、この機体を使用して様々な実験が
行われ、その実験で得た各種データは、最新のUS-2に繋がる日本製飛行艇の
基礎データとなりました。
ちなみにこの機体、日本航空協会が重要航空遺産に指定してたりします。

上記6機種の他にも、川崎重工製の多用途ヘリであるBK-117や、「飛鳥」の前に
STOL研究に使用した小型実験機、旧帝国陸軍の三式戦闘機「飛燕」のエンジンの
一部等、その筋の人たちにとっては、結構興味深い物が保存展示されています。
空旅的には、1日居ても飽きませんね。

<おまけ>
各務原_展示_07
旧帝国陸海軍機の中で最大の機体だった九二式重爆撃機の模型です。
この機種は製造中に既に時代遅れの機体となり、結局6機が製造されただけで
開発は打ち切られ、実戦に参加する事はありませんでした。
と言うか、模型とは言えこの機体について展示されてるなんて、マニアックですなぁ。
航空自衛隊 浜松広報館
ども、空旅です。

今月はちょっと暇人をしているので、先日は浜松へと出掛け、以前から行ってみたかった
空自の浜松広報館に行って来ました。
この浜松広報館、空自の浜松基地に隣接して建てられていて、駅からはちょっと離れて
いるのですが、なかなか見応えがありました。

浜松広報館_01
現地に到着した見学者を真っ先に出迎えてくれるのが、駐車場の側に置かれている
ブルーインパルス塗装のF-86Fです。
外で展示されている割に、かなり綺麗な状態です。

浜松広報館_02
この浜松広報館、展示資料館と展示格納庫の2つの建物で構成されていて、その間に
展示されていたのが、このF-104J。
こちらの機体の状態もかなり良い状態でした。
ちなみに垂直尾翼のマークが『サソリに星4つ』でしたが、これってどこの部隊でしたかね。

浜松広報館_03
展示資料館の見学通路の最初にあるのが、このXF-2のモックアップです。
モックアップとは言え、なかなか迫力がありました。
このモックアップを始めとして、1階は空自の任務や飛行機のメカニズムに関する展示になっていて、
他にも機体の外部パネルの一部を取り外して中が見える様にしたF-1や、エンジン等が展示
されていました。

浜松広報館_04
浜松広報館_05
そして2階は、空自の装備品等の展示コーナーになっていて、空自で使用している全機種の
模型や、空対空ミサイル(写真上)や対空機関砲(写真下)等が展示されてました。

浜松広報館_06
展示資料館の2階からは、隣の展示格納庫への通路があり、格納庫に入ってすぐの場所で
撮影したのがこちら。
展示されている19機を全て入れてみました。

浜松広報館_07
浜松広報館_08
浜松広報館_09
浜松広報館_10
展示されている機体の中で写真の4機(上からT-2,F-86F,F-104J,F-1)ですが、日替わりで
どれか1機のコクピットに座る事が出来る様になっていて、この日はT-2がその対象でした。

浜松広報館_11
その他の展示機体の中で「おぉ!」と唸ったのがこちら。
イギリスのデ・ハビランド社が製造したDH115 バンパイアです。
何でもT-1開発時の調査・研究用に1956年に1機だけ輸入されたとの事で、そんな機体が
よくもまあ残ってたもんですね。

取り敢えず、浜松広報館は思ってた以上に楽しめました。
はっきり言って、1日居ても飽きませんね。
開館時間は9:00~16:00になりますので、行かれる方がいたら注意して下さい。
ちなみに入館料は無料です。
ゼロ戦組み立て見学会
ども、空旅です。

今日は有給を取って、所沢にある航空発祥記念館に行ってきました。
目的はこれ!
zero_01

今回アメリカから里帰りした「零式艦上戦闘機五二型」の組み立て見学会に
参加する為でした。
このゼロ戦、航空発祥記念館で開催されている「日本の航空技術100年展」の
目玉展示物として里帰りしたもので、栄エンジンで唯一飛行可能な機体です。

それでは、見て行きましょう。

zero_02
朝10時過ぎに格納庫の扉が開き、昨日の作業の終了した姿が見えてきました。

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今日の作業の為に、格納庫前の駐車場に押し出されるゼロ戦。

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押し出しが完了し、今日の作業がこれから始まります。

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今日一番見たかったのがこれ。
栄二一型エンジン。
非力だなんだと酷評される事もありますが、ゼロ戦と言えばこのエンジンですよね。

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まず最初に、スピナーが取り付けられました。

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後部にまわってみると、尾部がまだ取り付けられていないので、尾輪の構造が
良く解ります。

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用意されていた観察台から見る栄エンジン、まさに『機械』ですね。
それと飛び出し式の足掛けの位置が良く解ります。

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これは、午前中の作業が終了した段階での右サイドです。

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続いて午後の作業が始まり、尾部が取り付けられました。

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続いてエンジンカウルが取り付けられます。
これで栄エンジンの姿が見えなくなりました。

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組み立て作業が終わり、零式艦上戦闘機五二型の姿が目の前に現れました。

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右斜め前からの姿です。

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右斜め後方からの姿です。

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ひた真後ろから、胴体だけを狙ってみます。
これを撮影した所で、見学会終了のアナウンスが流れました。

zero_16
今日の日程が終わり、格納庫内に押し込まれるゼロ戦。
12月1日の公開開始まで、暫しのお休みです。

取り敢えずダメ元で申し込んだ見学会でしたが、当選できて良かったです。
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まとめ