蒼空に魅せられて
飛行機に魅せられて、あちこち旅するおっさんのブログです。
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旅客型YS-11の終焉
ども、空旅です。


既に2週間も前のネタになってしまいますが・・・。


航空自衛隊の第3輸送航空隊第403飛行隊に所属していたYS-11P型の最後の1機が
先日退役しました。
最後のフライトは、5/29にベースである美保から小牧へとフェリーされるフライト
でしたが、その前日の28日に行われた美保基地の航空祭でさよならフライトが実施
されました。


空旅はその日、隠岐からフェリーで境港に到着してそのまま米子空港の滑走路端へと
移動、そのさよならフライトを見守りました。


20170528_YS-11P_さよならFLT01
快晴の空を背景に、空に駆け上がるYS-11P 152号機。


20170528_YS-11P_さよならFLT02
基地周辺を周回した後、翼を振りつつ基地上空を横切るYS-11P 152号機。


空旅のその日の機材は、完全に観光モード。
EOS 7D + 24-105mmのズーム1本では、この写真を撮るのが限界でした。


かつて旅客型のYS-11がANKやJACで飛んでいた頃、その撮影の為に北は稚内から南は
与論島まで駆け回りましたが、民間ではYS-11の運用は既に終わり、今回の152号機の
退役で日本の空から旅客型のYS-11の姿は消えました。
現在残っているのは、航空自衛隊のフライトチェッカーのYS-11FC、電子戦訓練機の
YS-11EA、電子情報収集機のYS-11EBのみとなりました。
この内、オリジナルのエンジンを搭載しているYS-11FCは、既に後継機の取得予算が
計上され、2020年には退役となる見込みです。

名機とも迷機とも呼ばれたYS-11が日本の空から姿を消すのも、あと数年となりました。
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保管YS訪問 所沢編その2
YS11_JA8727.jpg
YS11_JA8727_02.jpg

ども、空旅です。

こちらの写真ですが、航空発祥記念館の格納庫に保管されているYS-11(登録番号JA8727)の
胴体の輪切り部分です。
(今年4月の格納庫公開時に撮影)

このJA8727ですが、2000年2月に丘珠空港への着陸時に滑走路をオーバーランし、その年の
10/4に解体され、10/19に登録を抹消されました。
その後主翼の前方部と後方部の2か所の胴体の輪切りが、JAXAで行われた落下衝撃試験に
使用されました。

この保管されているのは主翼前方の部分で、高さ3mからコンクリート面に自由落下させた
2回目の試験に使用されましたが、良く見ると底面が平になっているのが解りますね。

こんな状態の物を保存する意味があるのかと言う意見もあるでしょうが、航空機の安全性の
確認や、今後の発展の為には大切な試験に使用された物ですから、空旅的にはとても
意味のある保存だと思ってます。

まあ、大好きなYS-11の輪切りと言うのは、あまり見たい物ではありませんが・・・。

ちなみに、JAXAの調布航空宇宙センターには、国土交通省航空局で使用していたJA8720の
機首部分が保存展示されていて、同センターの一般公開日や平日には見学可能です。
(胴体部分は、強度試験に使用されましたが、その一部は共同研究先の長崎総合科学大学に
試験素材として提供されましたが、どうなったんだろうなぁ)
保管YS訪問 各務原編
ども、空旅です。

今回は先日見学してきた、各務原の航空宇宙科学博物館に保存展示されている
YS-11のご紹介です。

各務原_ys_01
航空宇宙科学博物館に保存されているのは、登録番号JA8731。
このJA8731は1969年3月に全日空に納入され、その後エアーニッポンへのリースを経て、
1995年11月に高松-伊丹の飛行を持って退役し、航空宇宙科学博物館へ寄贈され、
12月に伊丹から博物館に隣接する航空自衛隊岐阜基地へ最後のフライトを行いました。

各務原_ys_02
各務原_ys_03
こちらは、JA8731の前輪部分とエンジン部分をアップで撮影したものです。
前輪部分の写真を見ても判るように、車輪はきちんと設置せずに浮かんだ状態に
なっていて、タイヤの一部に重さが掛かる事を避けています。
ただ、ゴムの経年劣化が出て来ているのは仕方がないと思いますが。
またエンジンの空気取り入れ口や排気口にもカバーが掛けられています。

各務原_ys_04
博物館での展示である以上、何らかの形で公開を行わなければならないのは
仕方がない事ですが、その公開についても土日祝日限定で、かつ雨天時には
公開を行わない等、機体劣化に対してきちんと対応して貰っている事が
判ります。

各務原_ys_05
総体的に見ても、塗装の厚塗りという部分はありますが、屋外展示の割には
きちんと手入れをしてくれているなと感じました。
保管YS訪問 三沢編
ども、空旅です。

先日、三沢の航空科学館を見学して来ましたので、そこに展示されている
YS-11のご紹介です。

三沢_YS_01
三沢航空科学館に保存展示されているのは、登録番号JA8776。
このJA8776は、東亜国内航空が発足直後の1971年5月に導入された機体で、
JACで使用していたYSの中では、もっとも早く2002年11月に登録抹消となり、
その後三沢航空科学館で保存展示されています。
国内に展示されているYSの中では、唯一屋内で保存されている為、機体の
状態はかなり良い状態となっています。

三沢_YS_02
右側のエンジンは、エンジンカウルを開いた状態になっていて、エンジンの構造を間近で
確認する事が出来ます。

三沢_YS_03
このJA8776は内部の見学も出来るようになっていて、前部扉の内蔵タラップを
利用して機内に入るので、現役当時と同じく、JACのマスコットキャラクターである
「ルリーちゃん」が出迎えてくれます。

三沢_YS_04
三沢_YS_05
機内はほぼ現役当時のままとなっていて、コクピットも客室も実に綺麗です。
ちなみにコクピットは立ち入り禁止ですが、写真を撮る事は可能です。

三沢航空科学館のYSは、公開開始直後にも一度訪れているのですが、機体の
状態はその時とほぼ変わっていなかったので、ちょっと安心しました。
やはり、屋内で保管されていると言うのが大きいのでしょうね。
保管YS訪問 熊本編
ども、空旅です。

ジャンボの熊本チャーターフライトに先月参加した際、熊本空港の敷地内に保管されている
YS-11を見学してきました。

熊本_YS_01
この熊本空港に展示されているYS-11は、登録番号JA8712。
元々は航空大学校の訓練機として導入され、その後運輸省(現国土交通省)航空局に
移管となり、飛行点検機として活躍していました。
2003年5月に用途廃止となった後、熊本にある崇城大学工学部宇宙航空システム工学科の
教材となり、その後、昨年に熊本空港ビルディングへ譲渡されました。

熊本_YS_02
YS-11の方は、熊本空港のHPによれば、団体の場合には平日のみ事前予約制で機内の
見学が出来るそうですが、この日はチャーターフライト参加者は見学自由でした。

熊本_YS_03
こちらはYS-11のコクピット内部です。
盗難防止のカバーも無く、現役当時のままを見る事が出来ます。

熊本_YS_04熊本_YS_05
熊本での機体の設置方法は、全ての車輪が浮かせた状態で設置されていて、車輪の
一部だけに重さが掛からない様に考慮されています。

熊本_YS_06
垂直尾翼に描かれているのは、熊本空港のマスコットである「あそらくん」です。
個人的には「・・・・・・」なんですが、保管展示されているだけで、まずは良しと
しないといけないんでしょうね。
まあ、問題は今後どうなるかでしょう。
屋外展示なだけに、手入れをきちんとしないと、すぐに機体が腐食してしまいますから。
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まとめ