蒼空に魅せられて
飛行機に魅せられて、あちこち旅するおっさんのブログです。
201707<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201709
各務原の展示機達
ども、空旅です。

昨日の更新で、各務原のYS-11についてUPした訳ですが、わざわざ岐阜まで行って
YS-11だけを見て帰ってくる筈がありません。
と言う訳で、今日は各務原で展示されている機体を紹介したいと思います。

各務原と言えば川崎重工のお膝元であり、なおかつ隣接する航空自衛隊岐阜基地は、
飛行開発実験団の本拠地であり、なかなか面白い機体を展示しています。

各務原_展示_01
館内に入った見学者をまず出迎えてくれるのが、この旧帝国陸軍の乙式一型偵察機の
復元機です。
これはフランスのサルムソン社が製造した偵察機をライセンス生産した機体で、川崎重工(当時の
川崎造船飛行機部)が初めて量産した機体(300機を生産)になります。

各務原_展示_02
各務原の展示機の中で、主とも言うべき存在のSTOL実験機「飛鳥」。
C-1輸送機をベースに作成され、1985年10月から約3年半の間、岐阜基地をベースにして
短距離離着陸に関する各種のテストを実施した機体です。
翼の上に設置された4発のエンジンは、見る人を圧倒させるものがあります。

各務原_展示_03
陸自の観測ヘリであるOH-1の開発時のモックアップです。
OH-1は初の純国産の軍事用ヘリで、それまで使用していた観測ヘリの後継機として
開発され、当初は200機以上の導入を予定していたのですが、最終的には試作4機、
量産34機の合計38機の生産に留まりました。
そりゃあ、観測ヘリにも関わらず価格が1機25億もしたら、調達継続は無理ですな。
しかし、モックアップが保存展示されていると言うのは、やはり各務原ならではですね。

各務原_展示_04
こちらは富士重工製のT-1練習機ですが、この810号機は初飛行から各務原を離れる
事無く引退した機体です。
ちなみにこのカラーリングは、飛行開発実験団の50周年記念の特別塗装です。

各務原_展示_05
「飛鳥」の隣にひっそりと展示されているこちらは、日本初めて垂直離着陸に
成功した実験機です。
よくもまあこんな物が残ってますねぇ。

各務原_展示_06
「飛鳥」と共に展示格納庫の大半のスペースを占めるUF-XS実験飛行艇。
米軍供与のUF-1飛行艇を改造した機体で、この機体を使用して様々な実験が
行われ、その実験で得た各種データは、最新のUS-2に繋がる日本製飛行艇の
基礎データとなりました。
ちなみにこの機体、日本航空協会が重要航空遺産に指定してたりします。

上記6機種の他にも、川崎重工製の多用途ヘリであるBK-117や、「飛鳥」の前に
STOL研究に使用した小型実験機、旧帝国陸軍の三式戦闘機「飛燕」のエンジンの
一部等、その筋の人たちにとっては、結構興味深い物が保存展示されています。
空旅的には、1日居ても飽きませんね。

<おまけ>
各務原_展示_07
旧帝国陸海軍機の中で最大の機体だった九二式重爆撃機の模型です。
この機種は製造中に既に時代遅れの機体となり、結局6機が製造されただけで
開発は打ち切られ、実戦に参加する事はありませんでした。
と言うか、模型とは言えこの機体について展示されてるなんて、マニアックですなぁ。
スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2017 Powered By FC2ブログ allrights reserved.
まとめ