蒼空に魅せられて
飛行機に魅せられて、あちこち旅するおっさんのブログです。
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多度津訪問 9月9日編
ども、空旅です。

東北旅行の最中に羊蹄丸に関する情報が入り、急遽確認の為に多度津に行ってきました。
何の覚悟も無いまま慌てて出掛けたので、羊蹄丸の姿を見てへたり込みそうになりました。
取り敢えず現状の姿をご覧ください。

まずはいつもの漁港からの左舷側の写真です。
羊蹄0909_01
羊蹄0909_02
羊蹄0909_03
操舵室やファンネルなどの突起物が無くなり、まっ平らです。

場所を変えて、左舷斜め後方から見てみます。
羊蹄0909_05
羊蹄0909_06
羊蹄0909_07
短艇甲板がまっ平らである事、この事に物凄く違和感を感じます。
また、これは両舷ともですが、なぜボートデリックだけがのこされているのでしょうか。

羊蹄0909_08
同じ場所で撮った写真です。
物陰にわずかですが、横倒しになったレーダーマストの姿が確認できます。

次に船の前部へと移動します。
羊蹄0909_09
操舵室が無いだけで、これほど写真の構図にしまりが無くなってしまうのですね。

羊蹄0909_10
操舵室の跡には、取り残された機器類が寂しそうにぽつんと残されていました。

羊蹄0909_11
羊蹄0909_12
ブリッジ下部にあった開口部ですが、内部の壁面に文字が見えました。
その部分をアップにしてみると、「石綿有り さわるな」と書き殴られています。

そして右舷側を後方へと見て行きます。
羊蹄0909_13
羊蹄0909_14
羊蹄0909_15
羊蹄0909_16
ブリッジの後方には、次に解体される部分と思われるバーナーで焼き切った部分が確認され、
ファンネルのあった部分は大きく切り開かれ、前回確認できた後部消音機室の開口部は、
さらに拡大されていました。

前回訪れた時から3週間弱。
その間にここまでの変貌をとげるとは、私は全く予想していませんでした。

羊蹄0909_20
取り外された操舵室は、陸上の解体場に無造作に置かれています。
多分あと一週間もすれば、その姿は確認できなくなるでしょう。

羊蹄0909_17
ファンネルは4つに細分化され、これも無造作に積み上げられています。
近寄って確認してみましたが、多分『JNR』マークも付けたまま、裁断されているようでした。

羊蹄0909_19
操舵室近くに置かれた、後部消音機室の側面。
羊蹄0909_18
積み上げられたファンネルの残骸の向こうに見えた、遊歩甲板の一部の残骸・・・。

えひめ東予シップリサイクル研究会はこう言っていました。
「単に解体して処理されるのではなく、シップリサイクル研究の先駆けとして、新たな産業、
技術を我が国で発展・定着させるために、大きな功績を残す」と・・・。
この解体方法のどこが「新たな産業、技術」なのでしょうか?
どこにシップリサイクルを研究している部分があるのでしょうか?
私には理解できません。
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コメント
コメント
ありがとうございます。
9月18日時点で、船室外板が消滅した模様です。

もともとシップリサイクルという用語自体「船舶解体」を横文字に言い換えただけで、国土交通省の定義によれば、
「船舶に関する要件において、最も重要なことは船舶の一生を通じ、条約で定める有害物質の搭載・使用を禁止・制限し、船舶に含有される有害物質の量や所在を記述したインベントリ(Inventory of Hazardous Materials)を作成・保持・更新し、最終的に船舶リサイクル施設に引き渡すことです」
http://www.mlit.go.jp/maritime/senpaku/Ship_recycling/index.html

ということですから、おそらくは「石綿あり」の部分がそれに該当するのでしょう。
純トンで9000、総トンだと4200くらいでしょうから、鋼鉄が今キロ20円として、鉄だけで8400万円、銅アルミを入れて約一億弱といったところでしょう。新居浜での興行も目標入場者の6割でしかなく、オークションもほとんど売れ残り。
あの辺りは、中世から海賊行為が盛んで(以下自粛)
せめて船名板だけは八甲田丸に持ってきたいものです。
2012/09/23(日) 00:16:20 | URL | あちゃこ #- [ 編集 ]
Re: ありがとうございます。
あちゃこ様
ようこそお越し下さいました。

そうですか、船室が外板が無くなりましたか・・・。
ここ数日は仕事の関係で身動きが取れず、多度津に行かれない状態が続いていますが、
次に訪れた時には、また悲しい思いに囚われるのだと思っています。

シップリサイクルに関するお役人の定義はともかくとしても、えひめ東予シップリサイクル研究会の
コメントを信じていただけに、現実を目にした時とのギャップとどう折り合いをつけるのか、
自分の中で常にせめぎ合っています。
2012/09/23(日) 09:07:38 | URL | 空旅 #- [ 編集 ]
ご苦労様です。
本日確認しましたが、士官居住区及び普通船室区画にガス切れ込みが入っておりました。
来週辺りよりこの辺りの撤去も本格化するものと思われます。

当初言われていたよりベ-スが早くなっている要因ですが、イタリアジェノバへ行く前の三井造船由良での改装工事の際に客室及び煙突等に存在していたアスベスト等の危険物が撤去されていたからだと思われます。

実は8月の新居浜でのガレッジセ-ルの際に資料の山の中に由良での改装工事中の写真アルバム(非売品)があり、閲覧することが出来ましたので、見てみたところ客室部の内壁や天井化粧材は綺麗に外されてましたので、この時点で恐らくアスベストを撤去した可能性が高いです。但オリジナルを留めていたブリッジはそのまま残っていた可能性が高く、撤去作業の為、一端船橋窓に目張りのビニ-ルを貼り、船橋右舷後部に設置されていたプレハブ小屋がいわゆるエアロックの役目をしていたのたど思われます。

覚悟はしていたとはいえ、段々見るのが辛くなってきました・・・。
2012/09/23(日) 21:31:17 | URL | 宇高連絡船愛好會記録部長 #0oxWV8zo [ 編集 ]
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